不動産担保ローンに差し出す不動産担保の構造で、融資の違いなどがあるのでしょうか。融資は担保にする建物の耐用年数の範囲が、融資期間の基本となっています。木造建築の耐用年数は22年間、重量鉄骨造で34年間、鉄筋コンクリートの耐用年数は47年間と法令で決まっています。その耐用年数の範囲内での融資期間となるのが普通です。不動産担保ローンを中古住宅を担保として借りるケースもあるでしょう。その場合には、法定耐用年数から使用年数を引いた年数が融資年数となります。つまり、築10年の中古木造建築を担保としてローンを借りたい場合には、ローン期間は最大12年間ということになります。一方、築10年の鉄筋コンクリート造マンションを担保とする場合には、ローン期間は最大37年間取れることになります。毎月の返済額は相当違うでしょう。建物の構造や築年数で担保期間が変わってくるのは、耐用年数が過ぎれば住宅に価値はなくなるとみなされ、万一返済ができなくなったとしても担保物件を売ってローン借用残高の埋め合わせをする事はできないからです。不動産担保ローンでは、借入金額を返済期間で割って毎月の返済額を決定していきます。鉄筋コンクリート造の建物であれば耐用年数が長くなりますので返済期間も長く取れることになり、その分毎月の返済額も小額になってきます。手持ち資金が少ない場合は鉄筋コンクリート造の建物を担保とした方が、月々の支払いは楽になるのです。