"不動産担保ローンを手持ちの中古戸建て住宅を担保として契約し、融資ローンを受けることもできます。その場合、築年数や立地、上物の状況などで評価額が変化する事があり、それに応じてローン可能限度額も上下することになります。不動産担保ローンを申し込む時に担保が新築住宅である場合には購入金額=担保評価額となるケースがほとんどで、頭金の分が余裕となるのですが、中古住宅はコンディションがさまざまであることから評価額の査定がとても気になります。不動産担保ローンの担保評価額は、住宅が建っている土地の地価や建設当時の建築費、新築から経過した築年数、流通の相場、借地権の有無といった項目を元に算定されていきますので、いわゆる物件価格とは異なるケースがでてきます。立地もよく、築年数もそれほど経過していないのに、建物のデザインや構造が独特でニーズが限られてしまい買い手を見つけるのに苦労しそうな住宅などは、実際に売却処分となると不利なもので評価額も下がってしまいます。もちろん、もう人の居住が不可能な廃屋が建っているような物件であれば、上物が建っているだけで評価額は下がります。売却処分で手に入れた新たな所有者が解体費用を負担するようになるため、高くは売れないのです。不動産担保ローンのなかでも、フラット35と呼ばれるローンの場合には、融資限度額が一律で決まっています。フラット35の融資限度額は、100万円以上8,000万円以下で、建設費または購入価格の100%以内になるのです。中古住宅でローンを組む場合には、物件の担保評価ではなく購入費が基準となるのです。しかし、フラット35には対象となる物件の道路の接し方や住宅の規模、構造、耐震性、維持管理基準といった細かい規定があるため、これらの基準をクリアした場合にのみ融資を受けられることになります。"